はじめに
アファメーションとは自分を肯定する言葉です。
自分を大切にする言葉です。
自分を心からサポートする言葉です。
自分の人間性を前向きに受け止め新しいことを学び、よりよい人間へと成長するように勇気づける言葉です
機能不全な家庭で育つと豊かな思いやりに満ちた愛のある人間関係を習うことができません。そのため、多くの人は自己が確立せず、自己評価が低く、非常にネガティブな否定的な自己感を持っています。
過去の自分の育った家族で習った不健全な思考や、行動、コミュニケーションを繰り返したり、またあるいはそれに反抗して極端に反対の方向に行ってしまったりと人生のバランスがとれません。愛が返ってこないような人間関係を持つこともめずらしくありません。
機能不全な家族とは
幅広い依存症、たとえばアルコール、薬物、ギャンブル、摂食障害、非行、暴力、
セックス、買い物、仕事、人間関係にのめり込んでしまった人がいた家族。
また、両親の仲が悪く常に喧嘩が絶えなかったり、祖父母と両親の仲が悪かったり、
よく怒りが爆発したり精神的な虐待や放置があったり、しつけが必要以上に厳しかったり、人格を否定したようなことをいわれたり、他人や兄弟とくらべられたり、コントロールされ批判されたり、期待が大きくてなにをやっても期待に添えなかったり、お人形やプロジェクトとして育てられたり、見栄え、お金の良い仕事いい学校だけ重視されたり、人の目を気にして外面だけ良かったり、多く秘密があったり、何を言っても
聞いてもらえなかったり、受け入れてもらえなかったり、親の不満や愚痴をいつも聞かされていたり、醜い離婚があったり、家族の誰かがいつも病気がちだったり、親がだったり、いつも裁判ごとや刑事事件が起こっていたり、体や顔の形についてからかわれたり、親と子の関係が逆になっていたり、窒息するほど溺愛されたり、見捨てられる不安にかられるなど愛のない冷たい安全性のない家族です。
家族内で受けた心の傷は、自分が子供であったため力もなく家を出ることもできず、親に頼らなくてはならない立場にあったため、何度も長い間受け続けなければなりませんでした。自分たちの親も機能不全な家族に育てられており無意識に習ったことを自分に伝えてしまったのかもしれません。親自身の欲求が満たされないで知らないうちに子供の自分に向けられていたのかもしれません。
自分の傷を認め、語ることは親を非難することではありません。自分の心の傷に直面し自分の癒しをしないと次の世代に不健全なコミュニケーションを伝え続けてしまいます。もう、すでに次の世代に心の傷をつけてしまった人は、自分を許し自分の癒しの作業にはいりましょう。
どんな家族も人間ですから間違いはあります。ある程度のフラストレーションは好ましいことです。逆境を超えることでたくましさが生まれ人間ができてきます。
自分の心の傷も自分の一部ですから否定、否認をしないでうけいれましょう。
心の傷を癒すという事は、自分の心の傷と出会い自分という存在を肯定し受け入れいつくしんでいくことです。過去の傷から心を解き放ちよりよい人間になり、よりよい人間関係がもてるようになることです。
毎日何度も新しい健全なメッセージを送る必要があります。
家庭や学校、職場で学ぶことができなかった人生のマニュアルとしても、このアファメーションの言葉を自分に送りましょう。優しく愛をこめて子守唄を自分に歌ってあげるように繰り返し読みましょう。